ここでご紹介する事例は、これまで私どもが依頼された調査の中から、特に特徴的なものを選んだものです。
お読みになって「自分にも当てはまる」、「親族関係が同じだ」、
もっと財産があるかもしれない」ということを感じた事例が見つかった方は、要調査です。
また、事例すべてが、「いったん相続手続きを終了した」ものです。
「うちには財産が残っているはずがない」と思っている方でも、もう一度、見直すことをお勧めします。
放置された財産は、その後からでも相続できますので、ご安心ください。
〝人生で最大の買い物〞といわれる自宅の購入に際しては、多くの人が金融機関から借り入れ、住宅ローンを組みます。本書をお読みの中にも「返済中である」という方が多いのではないでしょうか。 …続きを読む
相続すべき財産は多種多様です。私どものこれまでの経験で感じるのは、「資産が多い人ほど、財産を複数の種類に分割して保有している」ということで、さらには、「金融機関の口座を複数持つことで預け先も分散させて…続きを読む
相続の手続きは、財産の確定や相続人間での協議、大量の書類の作成など、とても面倒なものです。そのため、一旦完了している場合は、さらに手続きを増やしたくないと思うは当然のことです。 特に、相続人がき…続きを読む
第1章で「空き家が増えている」現状を紹介しましたが、私どもは以前、相続されずにそのまま放置されていたという典型的な事例を取り扱ったことがあります。 東京大田区の一等地に「お屋…続きを読む
近年、終活(自分にもしものときが訪れた場合に備えて、財産の記録や葬儀への希望などを記録し、周囲の人に伝えておこうとする活動で、エンディングノートの作成などを行う)が一般的になってきており、生前に自分の…続きを読む
相続の対象に「株主として権利」があります。これは、たとえ解散した会社でも有効で、株としての価値はゼロだったとしても、仮に財産が残っていた場合は、株数に応じて分配されなければならないというものです。 …続きを読む
相続には、「子供のいない夫婦のどちらかが亡くなった場合、遺言状が無い限り、配偶者だけでなく、故人の兄弟、姉妹も法定相続人になる」というルールがあります。そのために思わぬ形で財産を受け取ることもあるとい…続きを読む
放置された財産の中でも、ちょっと珍しい「貸金庫から財産が発見された」という事例を紹介します。 被相続人は、数年前に亡くなった依頼人の叔父で、結婚はしていましたが離婚しており、子どももいなかったた…続きを読む
会社によっては、社員が自社株を購入するシステムがあります。これは、会社の安定経営を目指したり、社員の愛社精神を養い、やる気を出させたりする上で、企業にとって重要ですがもう1つ、働く側にとっては、配当の…続きを読む
現在の年号はもちろん「平成」。それでは「文久」は、いつ頃に使われていたかわかりますか? 文久は1861〜1863年のわずか3年間の年号です。江戸時代の末期であり、幕末と呼ばれた日本の大転換期です。 …続きを読む
青森県に残された祖父の土地を、その子である母とその兄弟がすべて亡くなっていたため、沖縄県に住む孫が調査を依頼。依頼人を代表とする孫たちが相続した。
青大阪市内に住んでいた叔父が亡くなったため、静岡県に住む甥からの依頼で調査。預金を発見した。依頼人の母を含む兄弟が相続した。
福岡市内に住んでいた叔母が亡くなり、奈良県に住む甥からの依頼で調査。預金と自宅以外の土地を発見。依頼人の父が亡くなっていたため、依頼人も相続した。
相続は済んでいたが、父に頼まれて調査を依頼。株と貯金が放置されていたことを発見。祖母が亡くなっていたため、依頼人の父兄弟で相続した。
引っ越しなどで証券会社からの郵送物が受け取れなかったため見つからなかった株を発見。依頼人は相続時に「もっと財産があったかもしれない」と感じていた。家族で相続した。
依頼人は進学のために上京し、そのまま就職したために離れて暮らすことになった。母が認知症になったこともあり調査を依頼した。亡き父名義の土地、預金を発見した。
依頼人も高齢になったため、自分の財産を整理するために依頼。両親、祖父母の調査も行ったところ祖父名義の土地を発見。土地を売却し、現金で受け取った。
地元では比較的規模の大きな企業の経営者だった父が亡くなり、財産の全体が把握できず、調査を依頼。取引銀行も多かったためか、父名義の口座が3つ、さらに債券なども見つかった。
家族のいない伯父が、近くに住む知人にお金を貸していたことが判明。これまで知人は手渡しで現金を返済していたとのこと。あらためて借用証書を作成し、依頼人が返済を受けることになった。
伯母が亡くなったときに相続人たっだ父は、相続手続きしていなかった。伯母と父は2人兄弟で、ほかに相続人がいないため依頼人が相続人となった。家と土地、さらに別荘などが見つかった。
不動産業を営んでいた父は、個人としても投資目的で家・マンションを所有していたが、権利書等が見つからなかったため相続手続きを完了した。近隣の都道府県に複数の物件が残っていた。